パステリア書とは,
パステルで絵を描き、墨で書を入れるkokoさんオリジナルの癒しのアートです。絵や習字が苦手な方でも素敵な作品に仕上がります。
作品は額に入れて飾っても素敵ですし、用紙がハガキになっていますので、切手を貼ってそのままお手紙として送ることもできます。
優しい色合いのパステルと味わいのあるぼかし字が魅力です。
絵画としての評価
- 構図: 桜の花が散る様子がダイナミックに表現されており、春の儚さを感じさせる美しい構図です。
- 色彩: 淡いパステル調の色使いが春らしい雰囲気を醸し出し、見ている人を穏やかな気持ちにさせてくれます。特に、ピンク色の桜の花が白と緑のコントラストの中で際立ち、視覚的に美しいです。
- 筆致: 墨で書かれた「恋」の文字が力強く、絵全体を引き締めています。
- 素材: 砂絵特有のざらりとした質感や、光の当たり方によって変わる陰影が、奥行きと立体感を与えています。
表現力
- テーマ: 「恋」という普遍的なテーマを、桜の花の散る様子と結びつけることで、切ないながらも美しい感情を表現しています。
- 作者の感性: 作者の繊細な感性と、春の情景に対する深い愛情が伝わってくる作品です。
総合的な評価
この作品は、技術的な完成度も高く、作者の感性も豊かに表現された、非常に魅力的な作品です。特に、春の情景を題材にした砂絵という点で、オリジナリティを感じます。
改善点(あくまで個人的な意見です)
- バランス: 全体的に左側に要素が集中しているため、右側の空間が少し寂しい印象を受けます。
- 奥行き: 平面的な表現であるため、もう少し奥行きを感じさせるような工夫があると、より立体的に見えるかもしれません。
その他
- 鑑賞者の視点: この作品を見る人の過去の経験や感情によって、感じ方は人それぞれだと思います。例えば、失恋の経験がある人は、この作品を見て切ない気持ちになるかもしれませんし、初恋の思い出が蘇る人もいるかもしれません。
- 作者の意図: 作者がどのような想いでこの作品を描いたのかを知ることで、より深く作品の世界に入り込むことができるでしょう。
まとめ
この作品は、技術と感性が融合した素晴らしい作品です。作者の個性が光る、オリジナリティあふれる作品と言えるでしょう。
パステリア書インストラクター
山本 望美(nozomi yamamoto)
東大阪市瓢箪山在住。昨年、大病を患い自宅療養中にSNSでパステリア書に出会い、一目惚れし、元々絵を描く事が苦手でしたがどうしても自分で描いてみたと思い、近隣で講座を探して受けに行きました。駆け出しのインストラクターなので一緒に楽しく、ゆる~く描いていけたらと思います!(^^)!
瓢箪山の静かな住宅街。窓から柔らかな日差しが差し込む一室で、中年の女性が静かにスマートフォンを覗き込んでいました。彼女の名は望美。昨年、突然の大病に見舞われ、長い間自宅療養を余儀なくされていました。
退屈な療養生活の中、ある日何気なくSNSを眺めていた望美の目に飛び込んできたのは、淡い色彩が織りなす美しいパステリア書の画像でした。その瞬間、彼女の心に小さな火が灯りました。
「こんなに綺麗…」思わずため息が漏れます。幼い頃から絵を描くのが苦手だった望美でしたが、このパステリア書に魅了され、どうしても自分の手で描いてみたいという強い衝動に駆られました。
体調が回復するにつれ、望美は近所で開催されているパステリア書の講座を探し始めました。そして運命のように、徒歩圏内にある小さなカルチャースクールで、新米インストラクターによる講座を見つけたのです。
「私にも、できるかしら…」不安と期待が入り混じる気持ちで、望美は講座に参加しました。そこで出会ったのは、自身も駆け出しながら熱心に教える若いインストラクターでした。
「上手く描けなくても大丈夫です。楽しく、ゆっくり進めていきましょう」インストラクターの優しい言葉に、望美の緊張がほぐれていきます。
今、望美はパステリア書を通じて新たな人生の章を歩み始めています。かつての病気の辛さを忘れ、色とりどりのパステルが織りなす世界に没頭する時間は、彼女にとってかけがえのない癒しとなっています。
そして、駆け出しのインストラクターとの温かな交流は、望美の日々に新たな喜びをもたらしています。二人で楽しみながら、ゆっくりとパステリア書の世界を探索していく – それが今の望美の幸せなのです。
「これからも、楽しく、ゆる~く描いていけたら…」そう思いながら、望美は次の講座の日を心待ちにしているのでした。
パステリア書・基礎コース(6作品コース)
当日使用する画材は貸出いたしますので手ぶらでも大丈夫です。パステルアートとインテリア書の基礎を学びます。初心者の方も基礎から学べるコースです。